RareTECHの料金は高い?給付金は利用できる?

RareTECH

RareTECHの料金

※RareTECHは23年3月に月額制から年契約へ大幅リニューアルしています。現在新規で月額制の受講はできません。

完全希少型基本希少型
期間2年1年更新(最大2年)
価格980,000円580,000円
24分割支払40,833円24,167円
48分割支払20,417円12,083円
1カ月当たりのコスト40,833円48,333円
一括決済価格940,000円550,000円

総額98万円と聞くと高く感じますが、2年契約となるので24カ月で割ると40,833円。1年契約だと48,333円となり、実は1カ月当たりのコストで見ると他のスクールと比べかなり安い部類に入ります。

スクール名月当たり期間総額
レアテック40,833円24カ月980,000円
レアテック48,333円12カ月580,000円
ランテック48,644円9カ月437,800円
侍エンジニア108,316円6カ月649,900円
テックキャンプ146,300円6カ月877,800円
※働きながら転職を目指すコースで料金を比較

またRareTECHでは分割支払いも48回が選択可能で、その場合2年契約なら月2万円程度。1年契約なら1万2千円程度になります。エンジニア転職後にゆっくり支払えるので、まとまったお金を用意する必要はありません。

支払いは「クレジットカード」か「銀行振り込み一括」となるので、分割で支払いたい場合はクレジットカードが必要となります。

給付金や補助金は使える?

レアテックは職業訓練給付金制度の対象外で、公的な給付金や補助金の類は利用できません。

なので給付金込みの金額だと、他スクールより1カ月当たりのコストが高くなる場合があります。

制度を利用するにはまずレアテック側で厚労省に申請しなければならないので、是非今後給付金等が使えるようになってほしいですね。

RareTECHの料金は高いのか

冒頭に書いたように総額としては高いですが、1カ月当たりのコストとしてみると安いことが数値上からは読み取れました。

ただ重要なのはその価値があるかどうか。例えば安い分レアテックにはサポートがほとんどないとなれば、安かろう悪かろうで別のスクールの方がいいとなるでしょう。

安いがサポートは充実

  • 月8回以上のライブ講義
  • メンター制度あり
  • 個別カリキュラム相談有り
  • 就職サポートあり
  • チーム開発カリキュラムあり(ハッカソン)
  • 講義外での質問対応
  • 過去の講義動画視聴

上記がレアテックのサポート内容ですが結論から言うとサポートは充実しています。他のスクールに合ってレアテックに無いサポートは「転職保証」くらいで、それ以外はしっかり備えてあります。

ちなみに「転職保証」が無いのは、レアテックの代表である古里さんが転職保証制度のアンチだから。以下は公式ページの一部です。

SNSなどで転職保証に異議を唱えている現役エンジニアは多いですが、スクールの公式ページで転職保証を痛快に否定するスクールはおそらくレアテックのみ。

ただその上で「転職保証がないならいくら安くてもダメ」という方はレアテックは向いていないと思います。

貴重なチーム開発を経験

料金のわりにサポートが充実と書きましたが、他スクールになくてレアテックにあるサポートがあります。それが個別カリキュラムとチーム開発です。

特にチーム開発を実施しているスクールは決して多くなく、レアテックの料金でチーム開発を体験できるならお得と言えるでしょう。

しかも年に4回ほど実施されており、全部参加できればかなりの経験を積めます。刺激を受けまた仲間もできるので、レアテックに入会するならぜひ参加したい制度です。

個別カリキュラムもある

またレアテックの特徴としてメンターと相談の上個別カリキュラムを組んでもらえます。

一般的なスクールは期間とゴールを一律に決められており、全員が同じようなペースで進めるような指導となりますが、レアテックでは個別カリキュラムを組んでもらえます。

自分のペースに合わせてもらえるというメリットはあるものの、それに甘えて学習ペースが遅くなっては他スクールの方が良かったということになりかねません。

この辺りは自分のメンターと相談しながら、学習ペースを決めていきましょう。

これらを踏まえて他のプログラミングスクールに比べてサポートが劣ることは無く、なおかつ1カ月当たりのコストは安いので、総額としては高く感じるもののコスパはいいことがわかります。

そもそもプログラミングスクールの料金が高い?

レアテックが他のプログラミングスクールに比べてコスパが良いことはわかりました。

ですがそもそもプログラミングスクール自体が高いのでは?という疑問に対して、色々比較して見ていこうと思います。

1カ月当たり期間総額
レアテック40,833円24カ月980,000円
河合塾(私大受験コース)118,250円約10カ月1,182,500円
LEC東京リーガルマインド(司法試験コース)48,333円約24カ月1,160,000円
NOVA(TOEIC対策)14,666円3カ月44,000円
ライザップ(パーソナルトレーニング)191,400円2カ月382,800円
各サービスの料金はコースによって変動します

レアテックに関してカ月当たりのコストは司法試験の予備校と同等で、大学受験やパーソナルトレーニングよりは安く、NOVAのTOEIC対策よりは高いのがわかります。

この比較表をみてプログラミングスクールの料金が高と感じるか、安いと感じるかは人それぞれかと思いますが、パーソナルトレーニングの高さには驚きました。

個人的には就職先に大きく影響のある大学受験や司法試験対策と同等かそれよりも安いので、エンジニアのプロ養成所として就職先に大きく影響するプログラミングスクールの料金は妥当だと感じています。