Envaderの評判は?実際に使ってみた感想とみんなの口コミ

RareTECH

簡単にインフラの基礎を学べるEnvader

Envaderは株式会社Varが運営するインフラ学習サービスで、VarはEnvaderの他にRareTECHというエンジニアスクールも運営しています。

運営会社株式会社Var
料金0円~1,980円/月
内容Linux,LinuC,セキュリティ,データベース等
ボリューム無料:約70時間相当
有料:約200時間相当
公式HPhttps://envader.plus/
備考法人研修プラン有り

無料でもLinuxの基礎に関しては十分学べるので、まずは無料登録して中身を見てみましょう。

有料プランでも月2,000円程度で、さらに初月990円などのキャンペーンなども定期的に行っているようです。

そのほかにも法人用プランもあり、料金等は問い合わせないとわかりませんが、メンバーの進捗等が管理できるため研修などにも利用可能。

以下はEnvaderの公式ツイッターです。

Envaderを実際に使ってみた感想

Linuxはいわゆる黒い画面にコマンドを打ち込むいわゆる「間違ったらヤバイやつ」で、自分で勉強するには結構敷居が高い分野です。

ところがEnvaderではLinuxの仮想環境を用意してくれ、ブラウザ上でサクサク作業体験ができるので最初の環境構築で心が折れることがありません。これは本当に貴重なシステムです。

もちろんハンズオンできるプログラミング学習サービスは結構あるんですが、Linux等のインフラ系でハンズオンで学べるサービスは珍しいです。

左が課題。右がLinuxの仮想環境でコマンドをバシバシ打ち込める。

右の仮想環境には課題に応じたファイル等も用意されているんですが、間違ってファイルを削除しちゃったりしても、リセットボタン一つで元通り。

実際の環境で何かミスったら、こんなに簡単にはリカバリできないので初心者には非常にありがたいシステムです。

また学習を進めるとその進捗具合によってユーザーランキングなどがあり、モチベーションを刺激してくれます。

小一時間トライしただけですが、それだけで上位25%に(笑)

無料登録だけして何もやらない人が結構多いみたいで、ものすごくもったいないですね。これでわかるのは結局エンジニアに興味ある人でも、実際に手を動かして勉強始める人は少ないということ。

無料分を全部クリアするだけでおそらく上位15%には食い込めそうです。

この数字を見るとすごく難しい内容かと思いきや、ちゃんと日本語を読めればクリアできる問題から始まるうえ、ご丁寧に以下のような動画解説までついているから驚き。

無料でこのクオリティなので、エンジニアを目指していたり、現職エンジニアがインフラを学び始めるにはコスパは最強と言っていいかと思います。

無料で勉強を始めてみてもっと深く学びたいと思ったら有料コースに切り替えれば十分で、いきなり有料コースから始める必要はない気がします。

ちなみにEnvaderはすごいしっかりしているので、1分考えて「わっかんねぇ。答え見よ」と解答を見るボタン押すと「いやもう少し考えようぜ」と怒られます。

このように細かいところまでちゃんと作られているので、とにかく教材としてのクオリティは高いです。

もちろん同社が運営するRareTECHというエンジニアスクールのカリキュラムにも、Envaderは利用されています。

ネットの評判と口コミ

RareTECHでは質問等もできますが、Envaderのみの契約だと質問等はできません。ただ質問できなくとも詳細な解説がついているので、大丈夫かとは思います。

記事や本を読んだりするのも大切ですが、実際にコードを打たないと全く覚えられません。ハンズオン学習は本当に大切です。

たくさんのコマンドを覚える必要がありますが、実際にコマンドを打ち込んで動かさないと頭に入っていきません。Envaderではちゃんと身になるように設計されています。

勉強会にも利用されているようです。無料かつ、環境構築も不要なので、とりあえず1年目のエンジニアに研修としてやらせておくとかは有効ですね。

Envaderではデザインや演出面にもかなりこだわりが感じられ、なるべく楽しんで学べるように作られています。

Linuxは大切な技術なのに、できる人が少ないのは心が折れるから。その点Envaderでは楽しみながら、簡単に学習を進められるので非常におすすめ。

おすすめな人

Envaderは全員におすすめ。

いかんせん無料なのでとりあえず興味があるなら登録してみましょう!無料でも勉強時間で換算すると70時間ほどのボリュームがあり、Linuxの基礎を学ぶには十分。

インフラエンジニアを目指す場合でなくともLinuxの知識は持っておいた方がいいので、とりあえず全員にお勧めします。

すでにインフラは勉強している人でも、ハンズオンでサクッと復習できるのでもちろん有効。

そして今後エンジニアになるならLinuxという観点とは別に、このようにこだわりを持って作られたサービスを体験しておくことも大切かと思います。