RareTECHにのカリキュラムやサポート内容等を徹底解説!

RareTECH

レアテックでは年間契約となっており、最大2年のカリキュラムと非常に長いカリキュラムを持っているのが特徴です。

3~6カ月のカリキュラムを持ったプログラミングスクールが多く長くても10カ月程度なので、レアテックの最短1年、最長2年のカリキュラムは超長期と言えます。

以下ではなぜ1年以上必要なのか、またどんなサポートでどんなことが学べるのかを解説していきます。

なぜ2年も必要なのか?

レアテックではプログラミングはエンジニアのスキルの一つに過ぎず、それ以外の知識についても網羅的に学ぶことが大切としています。

学べる7つのIT基礎
  • インフラ
  • プログラミング
  • ウェブ
  • セキュリティ
  • アーキテクティング(設計)
  • AI/データサイエンス
  • UI/UX

プログラミングだけであれば半年でもある程度学習可能ですが、このように幅広く学ぶためには最大2年の時間が必要となります。

そんなに長期で学ぶ必要ある?

もちろんプログラミングだけを半年間で勉強してエンジニアになることも可能です。ただその場合プログラミングしかできない年収300万円前後の下位エンジニアであり、レアテックでは量産型エンジニアと定義しています。

一方プログラミングのみならずセキュリティやインフラ、設計などIT基礎を網羅したエンジニアは年収500万円~の上位エンジニアであり、これを希少型エンジニアと定義しています。

実際プログラミングしか学ばないスクールが大量にあるため、言葉通り量産型エンジニアは大量にいますが、基礎を網羅しているエンジニアは非常に希少。少なくとも未経験で基礎を網羅できている人は皆無と言っていいです。

つまり2年かけてプログラミング以外の基礎も網羅することで、年収500万円~の希少型エンジニアを目指すのがレアテックです。

これは個人の選択問題ですが、300万円でもいいので早くエンジニアになりたければレアテックを選ぶ必要はないと思います。

学べるプログラミング言語と内容

プログラミング

プログラミングに関しては「JavaScript」と「Python」を中心に学びます。

JavaScriptはweb系のフロントで用いられる言語で、webサイトやサービスを作る際に必須のとなります。web上で動くゲームなどもJavaScriptで作られていることが多いです。

Pythonはデータを扱ったりAIなどにも使われる言語で、バックエンドで扱われる言語。初心者でも学びやすいと言われ、YouTubeやInstagram、最近でいうとChatGPTもPythonを用いて作られています。

インフラ

データベースやネットワーク、クラウド(AWS)などのエンジニアにとっては超大切な基礎の部分。

例えばメルカリに出品されている商品はデータ化され、そのデータはバックエンドで扱います。またデータには補完や処理する必要があり、自社サーバーを用意してそれらを処理することもありますが、最近ではAWSというクラウドサービスで扱うことが増えています。

クラウドを利用するとなれば当然ネットワークの基礎知識も必要なり、インフラ系の知識はエンジニアには必須となります。

ウェブシステム

プログラミングが全てウェブに関係しているわけではありません。例えばゲームはウェブではありませんし、銀行の送金システムもウェブとは違います。

つまりプログラミングとは別にウェブに関する基礎を学ばないと、プログラミングの知識がウェブに活かせないことになります。

例えばwebデザインの基礎となるCSSや、ログイン画面にパスワード入力された状態に保てるクッキーなどのセッションの仕組みなどを学べます。

セキュリティ

セキュリティはどんなサービスにおいても必須の知識ですが、知識のないエンジニアも多いです。仮に個人情報を扱わないサービスでも、サービスのコードを不正に書き換えられれば動作しなくなり、ハッキングによる身代金要求の事例などもあります。

レアテックではホワイトハッカーの専門家からセキュリティに関しても講義を受けることができます。

アーキテクティング(設計)

サービスを作る際の設計に関すること全般を指します。どの言語や技術を選択すべきか、どの順序で取り組むべきか、リリース後の運用のことも考えられているか。

全体設計を考えられるエンジニアは圧倒的に不足しており、一般的なエンジニアとの収入は何百万円も違います。未経験からいきなり設計を任せられるケースはほぼありませんが、キャリアアップのためには必須の知識です。

AI/データサイエンス

人工知能の分野でデータの収集から分析、学習等を行います。2023年はAI元年とも呼ばれており、ChatGPTを筆頭に非常に期待されている分野。

またデータサイエンスはマーケティングの領域でも使われており、これらの知識があると23年以降はキャリアの幅が非常に広がります。

UI/UX

UIはユーザーインターフェースの略で、使いやすい画面やデザインの考え方を学びます。エンジニアが苦手とする分野でもあり、この領域まで踏み込んで学ぶのはレアテックならでは。

UXはユーザーエクスペリエンスの略で、ユーザーの満足度に関する考え方を学びます。「そもそもこの画面いる?」とか「メールよりlineの方がよくない?」みたいな話です。

このあたりの話が分かるようになると「頼まれたシステムを作るエンジニア」ではなく「発案できるエンジニア」になれます。もちろんサービス立ち上げ等もできるようになります。

500ステップで基礎を学ぶ

紹介したこれらのIT基礎分野は500ステップと呼ばれるレアテック独自の学習システムで学んでいきます。オリジナルの教材があり自分のタイミングで進めることが可能。

1日1ステップ進めれば約1年半で500ステップを終えることができます。目安は1ステップ1時間ですが、数時間かかるのもあり、後半のステップは現役エンジニアでも答えられないレベルの内容になります。

また500ステップを進めることで、基本情報処理や応用情報技術者などの資格取得も目指せます。

週2回のライブ授業で応用を学ぶ

毎週水曜と日曜の21-23時に現役エンジニアによるライブ授業があります。基礎的なことは500ステップで学べるので、ライブ授業では応用や実際の現場の話、最新技術の話など多岐にわたります。

授業はアーカイブとして残るので過去の授業も見放題ですが、授業中は受講生に発言を求めたりと双方向的な授業もあるので、なるべくならリアルタイムで積極的に参加したいところです。

レアテック代表の古里さん曰く「コンプライアンスに抵触しない程度に現場のリアルな話をしたい」とのことで、教材にはできないかなりリアルな話が聞けます。

その人に応じた個別カリキュラム

レアテックでは個別メンターが付き、その個人に合ったカリキュラムを組んでもらえます。

勉強に割ける時間は人それぞれ違いますし、ITに関する知識や、興味/関心も人それぞれなので個人によってカリキュラムが違うのは当然の話。

例えば7つの基礎を学ぶ中で、インフラエンジニアになりたいと思うようになったら、インフラ系をより勉強するためのカリキュラムをメンターと一緒に組みつつ、それに合わせた転職活動のサポートもしてもらえます。

もちろん勉強してく中で不明点や悩み事も相談できるので、メンターの制度をフルに利用して自分のなりたいエンジニア像をある程度明確にしていくといいと思います。

チーム開発カリキュラム

レアテックではハッカソンというチーム開発イベントが年4回あります。3-5人チームで開発して、優勝すれば景品もあるとのこと。

500ステップやライブ授業はあくまで知識の強化ですが、チーム開発は経験になります。この経験があるかないかで転職活動での評価が大きく変わるので、非常に重要なカリキュラム。

レアテック受講生が2年のカリキュラム終了を待たず半年~1年で転職できてしまうのは、このチーム開発の経験とその制作物(ポートフォリオ)でアピールできるからです。

中級と初級でハッカソンは分かれているので、是非とも積極的に参加して経験を積んでいきましょう。